azuki日記-27w5d死産を乗り越える-

2017.11/10(27w5d)突然の死産。死産を乗り越えるためのブログです*

2017.11.30 入院4日目

今日は本当に辛い1日でした。

でもこの感情、今日1日の気持ちを忘れないように。備忘録として書く。

 

昨日の夜私が寝てから助産師さんと旦那さんが赤ちゃんの下に敷いてるシーツがとお洋服が血とかお水で汚れてたので変えてくれてた。綺麗になってた。

(体の水分が少しの血と混じって赤い水がでてくるようです。)

 

子宮が収縮してるから10分間隔の陣痛と同じぐらい痛い。

子宮が縮んでるってわかる。握りつぶされてて痛いよ。

出産は交通事故と同じぐらいのダメージだそうです。

 

でもそんなことより今日一日家族で一緒にいれるからとても嬉しいなあ♡

 

今入院している病院は母親が退院する時に赤ちゃんも一緒に退院して、出産から退院後まで個室なので家族で過ごすことができます。

 

ベビーベットにアイスノンを敷いてその上に赤ちゃんを寝かせる。

お洋服を着て、帽子かぶって、胸の上に手を重ねて置いて、布団被せてもらって、ミルクも作ってもらって(母乳をあげちゃうと胸が張っていたくなるし、出続けるから寂しくなっちゃうらしくてミルクにしてもらいました。)

へその緒置いて、〇〇ベビーの名札つけてもらってスヤスヤ眠ってます。

(服や下のシーツはお水で赤く血みたいにシミがついて汚れちゃいますが...それでも可愛い♡)

 

2日一緒にいると火葬の時に寂しくて離れたくなくなるから助産師さん預ける事も出来るようです。

 

初めは亡くなってるし受け入れられないだろうから預けようと思ったのですが、家族で過ごせて本当によかったです。

この角度から見たらすごいかわいい。どの角度でもかわいいやん。

鼻は私に似てぶさいくやね。

目は大きんじゃない?

とか沢山顔見れて沢山話せて本当に幸せな時間でした。

 

起きてから赤ちゃんに話しかけたりご飯もパクパク食べてたんですが、なんでやろ。午後になるとプチンって糸が切れたみたいに寂しくて苦しくて泣いてばっかりしちゃいました。

 

顔を見てると、本当に眠ってるだけだから可愛くて愛おしくて離れたくなくて、昨日の産まれたばかりなのに何で明日さよならしないといけないのか。

これは夢ではないのか。

 

8ヶ月弱一緒にいたのに、明日の朝一で火葬しないといけないので1日半しか一緒にいられない悔しさ、寂しさ。

 

普通に産まれてたらこの先どんな事が待ってたのか。

どんな未来だったのか。

死産とわかってから未来が奪われた。

 

脂肪があってふっくらしてたらどんな赤ちゃんだったんだろうとか。

生き返ってほしい。

まだ胎動がしっかりあったあの時に戻りたい。

色々思えば思うほど悔しくて寂しくて涙が止まらなかった。

 

赤ちゃんは自分で死を選ぶ子が多いと本やネットで見た。

 

忘れ物をして取りに帰る子、見学に来ただけの子、お母さんの体を綺麗にするために自分を犠牲にする子、じゃあ一体私のあかちゃんは私になんのメッセージを残したかったんだろう。

前に感じ取ったことでいいのか。

ほかにあるなら教えてほしいよ。

 

2時間ぐらい泣いて泣いて泣きまくった。なぜか妹に電話した。「今は泣いてあげて明日は笑顔で送ってあげよ。昨日もうお母さんの顔になってたよ。お母さんやねんから子供のためにしっかりしないと。泣いてばっかりしてたらあかちゃん空に帰れないから」って言われて、落ち着いた。現役の母の言葉は力強い。励まされる。

 

退院診察に呼ばれたけど泣きじゃくってたから、担当医は来てくれるし、助産師さん、看護師さん、心のケアスタッフ順番に来てくれる。

 

ここの病院のスタッフさんは本当にいい人ばかりで感謝しきれない。

 

その度に旦那さんが対応してくれてた。

ありがとう。

 

少し落ち着いて再度、退院診察に呼ばれた。

悪露の量、子宮の収縮具合など確認される。血出てるのに足広げる機会に乗って診察。先生、看護師さんニオイ大丈夫かな。なんかごめん。って気持ちになるよね。

血も減って来たし、子宮も頑張って小さくなってきているとのことで明日退院できるって。よかった。

明日は朝8:45に霊安室で棺に赤ちゃんを入れて、9:00に病院出る。

そして、10:00から火葬です。

 

これで本当にこの愛おしくてかわいい肉体とはさよならになるんだね。

 

今日は寝ずに赤ちゃんに穴が空くほど見ていたい。

 

 

2017.11.29 出産

9:00に促進剤の点滴を始める。初めは少しづつ。10分置きぐらいに腹痛があったけど、点滴打ってから5分間隔になり、痛さの波が半端ない。

陣痛が収まると普通に話せる。

初めは生理痛の100倍キツイバージョンだった。だんだん痛みが下にさがってきて、腰や骨盤らへん?の痛さが半端ない。

鼻からスイカ?そんなんじゃない!!腰砕ける。子宮潰れる。握りつぶされてる。急にオシッコがしたくなった。

 

膀胱に管いれておしっこ取ってもらった。これがまた痛い。おしっこ取りおわった次の陣痛で破水。パチンって生ぬるい水が出た。と思ったら下から何か、ぬるんって出てきた。赤ちゃんの一部??痛くて痛くて、ふーって息吐くと楽になるって言われたけど頑張ってやってたけど無理。避ける。身体痙攣してました。

先生に下を広げられる。

もー痛い痛い痛い!避ける!

と思ってたらドルンって赤ちゃんが出てきました。

 

2017.11.29 am11:26

920グラム、35センチ。女の子。

スーパー安産。

 

すぐに赤ちゃん綺麗にしてくるねって助産師さんが言ってくれて、その間、胎盤娩出と言って胎盤を出す。

陣痛みたいなものがきて、お腹をグイグイと押されてまたドルンって。

 

そのあとは悪露って言って生理の血みたいなのがドバドバと。胎盤が剥がれたあと(かさぶたが取れたあとに出る血みたいな感じらしい。)にでるんだって。

知らなかった。

 

痛いのと疲れたのと泣かない出産だったのと助産師さん、先生に「お母さんおつかれさま。頑張ったね。おめでとう。」って言われてうれしかった。

 

静かな出産だったけど、辛かったけど、痛かったけど、とても幸せな瞬間でした。

 

主治医も「お母さん、辛かったけど頑張って20日ほどお母さんのお腹に赤ちゃんいたから頭と子宮が繋がってるホルモンが出てて、子宮口も開いてきててこんなに安産だったんだよ。よくがんばったね。」って言ってくださった。

色々な気持ちが重なって涙が溢れた。

 

旦那さんの「ありがとう。産んでくれて」ゆう言葉にも更に涙。

 

ちょっとベットの上で休んだたら助産師さんが赤ちゃん連れてきてくれた。

母子手帳に身長、体重なども記入してくださりました。

手形、足型、写真も撮って封筒に入れてくれて渡してくれました。

 

 赤ちゃんが亡くなった原因もすぐにわかった。

 

へその緒が元気過ぎて電話線のようにねじれていて栄養や酸素、葉酸が届いてなかったと。原因不明じゃなくて、ちゃんとわかってよかった。

 

防ぎようのないことだけどちゃんと産んであげれなかったけどお腹の中に赤ちゃんがいるって本当に幸せなきもちになるし、どんな形でも見た目でも我が子は本当にかわいい!!

 

手も爪も眉毛も産毛もあって五体満足でただ体重が920グラム、身長が35センチでまだ脂肪が付いてない未熟児な我が子。

でも何回も言うけど、どんな姿でも本当に可愛い。愛おしい。

 

旦那さんが抱っこさせてもらった。

私は、赤ちゃんが産まれたてで皮膚がぶよぶよだったので抱っこするのが怖くて寝ている横に寝かせてもらった。 

 

羊水の中にいたのでとても温かかった。ただ寝てるみたい。

 

でも亡くなってるので穴から出血と体の中のお水が出てくる。

 

服とか毛布に血と体の中のお水がついちゃう。そして、水分が少しずつ出ていき、むくみがとれてだんだん萎んでいく。

 

そして羊水の中にずっといたから皮膚がぶよぶよな部分がある。

 

足とか手とか産道からでてくるときに少し皮がめくれちゃったみたい。

ごめんね。痛かったかな。

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だんだん皮膚も冷たくなってくるし。

 

でも、それでも我が子はどんな形でもかわいいものなんですね。初めて知った。

 

出産後少し休まないといけないのに可愛くて愛おしくてずっとみちゃう。

本当に宝もの⁂大好きだよ。

今日は赤ちゃんと旦那さんと3人で川の字で寝ます。

2017.11.29 入院3日目

夜は生理痛の時の腹痛の酷い感じで寝ては起きて寝ては起きての繰り返し。

 

夜無意識にお腹触ってたんだけどお腹張りすぎて赤ちゃんの頭や手がはっきりとわかりました。

 

体は寝てるんだけど脳は起きてて(私も頑張るから赤ちゃんも頑張ってね)って思って触った部分..あれは絶対手だった。寝ぼけてたんかなって思ったんだけど、絶対に絶対手だった。

2017.11.29 水曜 am8:45分に促進剤を打つために検査などします。

 

それから促進剤を点滴で打っていく。

今はたまに来る腹痛と戦いながらも気持ちは緊張せず、穏やかな気持ち。

今まで散々泣いて来た。

しっかり母としての最後の大仕事やってあげないと。

ただ今日で一心同体も終わりだね。

お腹がポコってなってるのも最後か。

 

お腹の脈がドクドクと波打ってるのがすごくて触ってると、これは赤ちゃんの心臓のドクドクなんじゃないかな。

とか腸が動いてるのがたまに胎動じゃないのかな。とか、産まれて出て来た時本当は死んでなくて、先生がたまたま見間違えてて産声あげるんじゃないかなあ。って毎日お腹触るたび妄想してた。

でもあと何時後には亡くなった状態で産まれてるんよね。受け入れれるかな。

 

 

 

2017.11.28 入院2日目

朝6:30起こされる。

病院の朝は早い。朝日が眩しい。

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早速熱と血圧検査。

昨日の処置からお腹が張っている。

 

生理痛の時の痛みみたいなものがある。

体勢を変えると痛みはマシになるけどやっぱり痛い時は痛い。

 

ずっと痛みが続くわけではないのですが棒入れてこんな感じなんだったら、促進剤で陣痛がくるのが怖い。

 

夕方の処置までは漫画読んだりご飯食べたりお風呂入ったりして過ごした。

一日中ベットの上でゴロゴロ。

 

母が昼間に来てくれて、旦那さんも仕事の休憩中に来てくれた。

 

夕方処置室に呼ばれる。

 

今日は棒を二本入れると。

 

昨日より子宮が柔らかくなってるけど、まだこの状態ではダメだって。

昨日より痛い。

フーって息吐いてって言われるけど、痛いものは痛い。

ギャアーッてなるほどではないが。

心の中で赤ちゃん2人で頑張ろって唱えて乗り越える。

 

処置が終わってエレベーターで1つ上の階に行きたいだけなのに全然エレベーター来ない。近くに階段はない。

 

赤ちゃんめっちゃ泣いてる。

エレベーター前にはナースステーション。ナースステーション前には幸せそうな妊婦さん結構いてる。

ナースステーションの裏で赤ちゃんを預かってるようだ。

 

私は(辛い。早くEV来てよ。あー。もー。逃げたい。怖い。寂しい。嫌だ。)って焦る。階段探しても見つからない。エレベーターを待つしかない。

 

私きっと産婦人科の看護師さんに(あ。あの人死産したお母さんや。)っ思われてるかな。などの被害妄想をする。

 

やっとエレベーターきて1つ上の階に戻る。病室に戻った瞬間に号泣。

 

(赤ちゃんの泣き声私は聞けない。ごめんね。産んであげれなくてごめんね。)ってまた悲しい気持ちでいっぱいになる。

しかも処置のお陰でお腹が痛い。

 

夕方に母と妹がきてくれた。

心のケアの先生が2人の事も心配してくれていて、1番辛いのはもちろん私自身で、死産をした妻を支える旦那さんもやっぱり辛い。でも私を産んで育ててくれた母にも違う辛さがあり、2人姉妹でお互いに助け合ってきた妹にもまた違う辛さがある。と。

 

私は母や妹に心配かけたくないからあまり母の前や妹の前では最近泣かないようにしていた。母もそうだったようでお互いがお互いを気遣いあったからそれがストレスとなり私は顔が痺れ母は手が震えてまう症状が出てたみたい。

 

泣きたい時はたくさん泣いていい。

誰に遠慮することもない。

こんな辛い経験しているのに泣くのを我慢することの方がダメ。

そう言われて楽になった。

 

3人でたくさん泣いてその後は笑ってすごくリラックスできた。

明日出産頑張る。明日出産できたら今日で一心同体の生活がおわる。

寂しい。今日はたくさんお腹触ってあげよう。沢山はなしかけてあげよう。

赤ちゃん一緒にがんばろうね!

 

2017.11.27 入院

昨日も妹の家族と過ごし、実家で皆でご飯を食べた。

明日から入院なのに、食欲はある。

夜急に両頬が痺れる。歩けない程足が痺れたその後にピリピリと微弱電流が流れてる感じが頬にある。

きっと、ストレスや緊張で身体に異変がでてきたんだろう。

早めに就寝した。深い眠りだったと思う。夢も見てない。

 

27日、朝から旦那さんと前のお家の立会いにいく。入院の準備を持って。

5分で終わり、13:30から入院の手続きだが後3時間...よく晴れた暖かい日だったので家から歩いて病院まで向かいました。

赤ちゃんの話、くだらない話、これからのこと、昔のこと色々ゆっくり歩きながら話した。途中で赤ちゃんが履く靴下を買ってない事を思い出し‘アカチャンホンポ‘へ。

新生児の靴下や肌着をみると、ジーンと目頭が熱くなる。

あー。もー。んー。ってやるせない気持ち。その度に察してくれるのか手を強く握ってくれる。頼もしい。

靴下も買えたので更に歩いて病院へ向かった。

 

入院の手続きをし、看護師さんが病院内を案内してくれる。

さすが大きな総合病院だ。

気を利かせてくださり処置やお産以外は産婦人科の病棟ではなく、流産や死産などの辛い思いをしたお母さんが入院する病棟があってそこの個室を用意してくださった。ありがたや。

(値段は個室の値段ではないらしい)

 

ここの病院は5日入院で30万円。

出産育児給付金が43万が支給されるようです。死産だと給付金がでないと思っていましたが27週だと給付金対象らしく(22週以降なら支給されるそう)前払いと言われていて、お金の用意どうしよう。と悩んでいたので本当に助かります。

 

こんな時なのにお金の心配をするなんて恥ずかしいがこれが現実。

 

 

手続きも済みパジャマに着替えて処置までの時間にシャワーを浴び、旦那さんとのんびり過ごす。天使ママのブログを読み漁ってたので、子宮口を開ける処置が怖すぎて旦那さんに八つ当たり。

八つ当たりしても、うん。うん。と話を聞いてくれたり。わたしの言ったことを否定せずに同感してくれたり本当に優しい。

赤ちゃんがお腹の中で死んでしまってから沢山の人に励ましの言葉かけてもらったけど、正直今はそんな言葉よりも。話を聞いてくれて自分の意見を言わずに、うん。うん。と頷いてくれるのが1番有難い。言葉は人を喜ばせたり励ましたりするけど時に傷つけたり、悲しませたりもすると気づけた。

 

夕方からの処置だとのことで血圧・体温などの簡単な検査や、心のケアの方とのお話、助産師さんとのお話などがありました。

心のケアの方とのお話では、感極まりまた泣いてしまった。

泣くことは悪いことではないけど我慢しちゃう。家族や旦那さんに心配かけたくないから。

 

もう心の整理がついたから前向きに。

もう泣いてはだめだ。

母なんだから頑張らないと。

と思い泣くのを我慢したりしてたから昨日頬の痙攣などがあったのかな。

身体は正直だ。

 

助産師さんとは出産後赤ちゃんとこんなことできます。

あなたはどんなことしたいですか?

などを話し合いました。

 

服やおもちゃは用意してるが、汚れたりしてはいけないので、用意した服は火葬の日に着せてあげることにしよう!

病院内では様々な赤ちゃんのサイズの服を助産師さんの手作りで用意してくれてるようでそれを着せてあげましょう!

と提案があったり、へその緒や足型手形を記念に残せるのでどうですか?など、やりたいなーって思ってたことが出来るとの事でした。(嬉しいな^^)

 

夕方になり処置が始まる。色んな天使ママのブログを読み漁ってたので、ほんとうに怖い。

処置室に向かう。産婦人科の病棟へ。赤ちゃんの泣き声すごいする。悲しいとゆう気持ちよりも痛いのが怖くてビクビクしてしまう。

 

処置台に登り緊張を解くために、ふーっと大きく息を吐く。

先生が手を突っ込み「うん。前より子宮が柔らかくなってるね。これだと棒を入れる時の痛みはまだマシだとおもうよ。」と。安心してたら何か入れられた。一本目は何を入れてるのかわからなかったけど、先生が「こんな棒をいれるよー。」と白い小指より少し細い棒を見せてくれた。「これを入れるとお母さんの水分でどんどん膨れていきます。生理の時に使うタンポンみたいな 感じだよ。」と。「はい。入ったよ。」って。

入れた時は異物が入って来たので、力が入ったのですが、入れる時全然痛くなかった。

入院まで時間もあったし、母と早朝や夜に散歩がてらに歩いてたので、徐々に子宮も開いてきてたみたい。

 

赤ちゃんもちょっとづつ生まれる準備してくれてたんだな。ありがとう。

 

入れた後はお腹が張っています。

 

だんだん夜になるにつれて(今は22:53。就寝時間は過ぎてるが寝られない。)少し萎んでたお腹が妊娠している時の様に出ています。

ほんの2週間前まではこんなお腹だったなー。おへそがデベソみたいに飛び出してるなー。って懐かしく思いお腹を出して鏡で何回も見てしまう。

こんな時なのに、とても嬉しい(?)

丸くて可愛いお腹♡愛おしい♡

張っていて違和感はあるけど激痛など今のところないです。

これがだんだん痛くなるのかと思うと恐怖でしかない。

 

でも入院初日はまだ快適に過ごせてます。まさか亡くなった赤ちゃんを出産するお母さんって思えないぐらい。自分でもビックリするぐらいメソメソせず、泣いたりもせず、前向きに出産に向けて準備してます。

 

産声をあげない我が子ってわかってるけど、なぜか会えるのが本当に楽しみ!!

 

こんな人もいるんですね。自分って冷たいのかなって悩んだりもするけど、さよならは寂しいけど、赤ちゃんはお母さんを悲しませるために死んだわけじゃない。意味があって死を選んだんだ。

短命でもしっかり自分のお腹の中で生きてた証を早く見たいです。

 

陣痛こわいよ。

 

 

 

 

2017.11.25 変化

赤ちゃんが死んでしまったとわかってから、15日...まだお腹に赤ちゃんがいます。あと2日で入院です。

 

身体にも色々変化が起きました。

 

1:お腹の膨らみがなくなってきた。

→便秘のときみたく下っ腹だけポコっと膨らんでいる。妊娠7ヶ月の時に買ったウエスト88センチのデニムがもう入らないってぐらい大きかったのに、今はブカブカで履けないぐらい萎んだ。

 

2:乳輪がすごく大きくなっていたのに元のサイズぐらいになってきた。

→色はまだ変わらないのですが乳輪は明らかにサイズが違う。

もうお母さんじゃないって身体が思ってるのかな。すこし寂しくなる。

 

3:お腹がいつも冷たい。

→赤ちゃんがいる時は体温も高くてお腹もとても暖かかったのに今は冷たい。

 

4:お腹がすぐに張る。

→妊娠中とはまた違った張り方。

張り方がすごくてそこを触ると今ここに頭あるな。コレは手かなってすごい感じれる。旦那さんも「あ。これ頭かな?」って言うぐらいわかるのです。

ただ、文字で表現するのは難しい。

 

11/27まであと少し。

もう少しで出産です。

 

正直とても寂しくて辛いですが、心の中にもう1人いるようなとても複雑な気持ちです。

辛い、怖い、寂しい、離れたくない、解放される。

解放ってなんなのかな。でもこの言葉がピッタリなんです。

でもなぜか、解放されるってゆうとすごく最低な母親に感じてしまう。

妊娠からの解放ではなくて、なんなんやろ。なんか自分の中で葛藤してるんですよね。

 

この2週間色んな方のブログや本を読みました。

‘ままありがとうさようなら’

池川明さんの本の中にあった、胎話士さんのおはなし。魂と魂の会話。わたしもこの2週間で赤ちゃんからのメッセージをちゃんとしっかり受け取ったと思います。

 

愛するお母さんに、何かのメッセージを伝えに宿った命。「気付き」や「成長」に必要不可欠だった命。どんなに小さくても、短くても、それでも何かの役に立ち、一生を全うしたということ。

 

また「生まれ変わり」にも触れており、生まれ変わりは存在するけれど、次に生まれてきた子に亡くした子を「重ねる」のは問題であるという考えは、まさに私も同じ考えで、「たましい」は同じでも、「身体」や「生まれた意味(使命や役割)」は全く違うのだから、全く別の子どもとして扱わなくてはならないということ。

 

何故なら、亡くなった子の「生まれ変わり」として生きる子どもにとって、自分は亡くした命の「代わり」であって、何者でもないように感じながら生きてしまうから。親が重ねることで「生まれた子どもが傷つく」ということは本当に現実に多くある。

 

『お母さんのおなかに宿り、いのちの尊さをおしえてくれるという意味では、流産や死産も赤ちゃんが生きて生まれるお産と同じ、かけがえのない経験です。赤ちゃんが生きて生まれるか、死んで生まれるか、体が大きいか、小さいかという違いはありますが、ひとつの完結したお産なのです。亡くなった赤ちゃんはすでに一生をまっとうしていることを、受け入れて欲しいのです。たとえ同じたましいがお母さんのもとに戻ってきてくれたとしても、今度は別の役割を持って生まれているのです』

『生きて生まれる赤ちゃんも、雲の上に帰っていく赤ちゃんも、お母さんが大好きで、お母さんの役に立つためにやってきたことに変わりありません。中絶される赤ちゃんも、流産と同じように、お母さんにメッセージがあるのです。それは、お母さんが耳をすませば必ず受けとれますし、今まで私が聞いたところでは、例外なくすべてあたたかいものばかりです』

妊娠、中絶、流産、死産、出産、婦人科系の病気など、女性の幸と不幸をランダムに日常的に接している産婦人科医は、本当に神経がすりへる仕事であるけれど、それ故に、事務的・形式的になりやすい医療で傷つく女性がたくさんいるのも確か。

 

この本を読んで希望や勇気をもらえました。まだまだ時間はかかると思うけど赤ちゃんからのメッセージをしっかり受け止めて前向きに生きたい。

2017.11.23 心の整理

だいぶ心の整理がついてきた。

赤ちゃんの死を受け入れてきた。

涙を流す時もあるけど、ちゃんと産んで、しっかり見送ってあげないと。

と言う気持ちです。

母は強しとよく言ったもんだな。

お母さんって子供に成長させられるのかな。私は、まだ産まれてもない赤ちゃんに、成長させてもらってる気がする。 

 

さて、死産とわかってから約2週間が経ちました。

 

初めは立ち直れないと思ってたけど、だんだん気持ちも落ち着いてきて、その現実を受け止めて行けるようになり、赤ちゃんの火葬の準備や自分の入院準備などを進めてます。

 

でもまだ道端でベビーカーを押しているお母さんや抱っこされてる赤ちゃんを見たり、赤ちゃんの出ているCM、TVなどを見ると悲しい気持ちになります...

なぜ産んであげれないのか。とか

なんで死んでしまったんだろう。とか、

もう少しで私もあんな風に赤ちゃん抱っこしてたのにな...って。

 

話は戻りますが火葬の準備で赤ちゃんにしてあげれる事を考えてよういしてあげてね。と担当医、助産師さんに言われたのでネットで服を探してたのですが見つからず、西松屋アカチャンホンポなども小さくても2000gからのお洋服ばかりで、ぶかぶかでもいいから未熟児のサイズを着せてあげようかなあっと悩んでたのですが、こちらでお洋服をお譲り頂く事になりました。

 

http://www.babyangel.org/setsumei.html

 天使のブティック

 

流産や死産を経験された天使ママさんが1つづつ手縫いで作られてるそうです。

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最後の検診で言われた身長と体重とほぼピッタリなお洋服。

身長約約30センチ/体重約1000グラム

お洋服と、布オムツ、帽子、赤ちゃんの服と同じ生地で作られたもの、心のこもった手紙。

本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。実際手に取ってみるのとても小さい。

あと棺に入れてあげるもので赤ちゃんのオモチャにぎにぎ(不器用で全然綺麗に出来なかったけどこんなので喜んでくれるのかなあ。)なんて思いながら自分で手作りしました。妹も柔らかい毛糸で布団を編んでくれました。夫婦で書いた手紙と夫婦2人の写真を入れようと準備しました。

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 あと4日で入院です。

毎日無意識にお腹を抱えた状態で寝ているようです。朝起きてもお腹を触ってるんです。

心の整理もできてきた。なんて冒頭で言ってますが、だんだん怖い気持ちと、寂しい気持ちと、解放されたいと言う気持ちでとても複雑です。