azuki日記-27w5d死産を乗り越える-

2017.11/10(27w5d)突然の死産。死産を乗り越えるためのブログです*

2017.11.29 出産

9:00に促進剤の点滴を始める。初めは少しづつ。10分置きぐらいに腹痛があったけど、点滴打ってから5分間隔になり、痛さの波が半端ない。

陣痛が収まると普通に話せる。

初めは生理痛の100倍キツイバージョンだった。だんだん痛みが下にさがってきて、腰や骨盤らへん?の痛さが半端ない。

鼻からスイカ?そんなんじゃない!!腰砕ける。子宮潰れる。握りつぶされてる。急にオシッコがしたくなった。

 

膀胱に管いれておしっこ取ってもらった。これがまた痛い。おしっこ取りおわった次の陣痛で破水。パチンって生ぬるい水が出た。と思ったら下から何か、ぬるんって出てきた。赤ちゃんの一部??痛くて痛くて、ふーって息吐くと楽になるって言われたけど頑張ってやってたけど無理。避ける。身体痙攣してました。

先生に下を広げられる。

もー痛い痛い痛い!避ける!

と思ってたらドルンって赤ちゃんが出てきました。

 

2017.11.29 am11:26

920グラム、35センチ。女の子。

スーパー安産。

 

すぐに赤ちゃん綺麗にしてくるねって助産師さんが言ってくれて、その間、胎盤娩出と言って胎盤を出す。

陣痛みたいなものがきて、お腹をグイグイと押されてまたドルンって。

 

そのあとは悪露って言って生理の血みたいなのがドバドバと。胎盤が剥がれたあと(かさぶたが取れたあとに出る血みたいな感じらしい。)にでるんだって。

知らなかった。

 

痛いのと疲れたのと泣かない出産だったのと助産師さん、先生に「お母さんおつかれさま。頑張ったね。おめでとう。」って言われてうれしかった。

 

静かな出産だったけど、辛かったけど、痛かったけど、とても幸せな瞬間でした。

 

主治医も「お母さん、辛かったけど頑張って20日ほどお母さんのお腹に赤ちゃんいたから頭と子宮が繋がってるホルモンが出てて、子宮口も開いてきててこんなに安産だったんだよ。よくがんばったね。」って言ってくださった。

色々な気持ちが重なって涙が溢れた。

 

旦那さんの「ありがとう。産んでくれて」ゆう言葉にも更に涙。

 

ちょっとベットの上で休んだたら助産師さんが赤ちゃん連れてきてくれた。

母子手帳に身長、体重なども記入してくださりました。

手形、足型、写真も撮って封筒に入れてくれて渡してくれました。

 

 赤ちゃんが亡くなった原因もすぐにわかった。

 

へその緒が元気過ぎて電話線のようにねじれていて栄養や酸素、葉酸が届いてなかったと。原因不明じゃなくて、ちゃんとわかってよかった。

 

防ぎようのないことだけどちゃんと産んであげれなかったけどお腹の中に赤ちゃんがいるって本当に幸せなきもちになるし、どんな形でも見た目でも我が子は本当にかわいい!!

 

手も爪も眉毛も産毛もあって五体満足でただ体重が920グラム、身長が35センチでまだ脂肪が付いてない未熟児な我が子。

でも何回も言うけど、どんな姿でも本当に可愛い。愛おしい。

 

旦那さんが抱っこさせてもらった。

私は、赤ちゃんが産まれたてで皮膚がぶよぶよだったので抱っこするのが怖くて寝ている横に寝かせてもらった。 

 

羊水の中にいたのでとても温かかった。ただ寝てるみたい。

 

でも亡くなってるので穴から出血と体の中のお水が出てくる。

 

服とか毛布に血と体の中のお水がついちゃう。そして、水分が少しずつ出ていき、むくみがとれてだんだん萎んでいく。

 

そして羊水の中にずっといたから皮膚がぶよぶよな部分がある。

 

足とか手とか産道からでてくるときに少し皮がめくれちゃったみたい。

ごめんね。痛かったかな。

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だんだん皮膚も冷たくなってくるし。

 

でも、それでも我が子はどんな形でもかわいいものなんですね。初めて知った。

 

出産後少し休まないといけないのに可愛くて愛おしくてずっとみちゃう。

本当に宝もの⁂大好きだよ。

今日は赤ちゃんと旦那さんと3人で川の字で寝ます。