azuki日記-27w5d死産を乗り越える-

2017.11/10(27w5d)突然の死産。死産を乗り越えるためのブログです*

2017.11.11 説明

旦那さんと妹と病院行った。

名前呼ばれるまで待合でまつ。

先生の話聞くまで体が震える。

待ってる間本当に生き地獄。

幸せそうに産まれたての赤ちゃんを抱っこしてるお母さん、幸せそうな妊婦さんを見てたら涙が溢れる。

名前呼ばれて、赤ちゃんの今度のことを先生と話し合った。

1)陣痛促進剤で棒や風船をいれて陣痛を起こす出産

2)自然分娩

 

1.はブログを読んでたらほとんどのお母さんが即日入院で促進剤で出産しているようだ。メリットはすぐに赤ちゃんを取り出せること。デメリットとしては、身体の負担が大きい。私の場合は初産で27Wなのでまだ子宮口が開いてないのでラミナリアという海藻の棒やメトロイリーゼとゆう風船で無理矢理子宮を開く。稀に陣痛が強くなりすぎて子宮破裂などがあるようです。

 

2.はあまり聞いたこと無い自然分娩。

ブログなども探したけどほとんどの人が促進剤で促進剤を使わない自然分娩の記事がない。

この方法は妊娠後期だと死産した赤ちゃんは自分から溶けていくみたいですぐに出産してあげないとだめみたいなのですが、27Wぐらいの中期の赤ちゃんはお腹の中にいてもお母さんの体が異物とみなしたり、羊水が腐ったりすることはないらしい。

メリットは身体の負担が少ないこと。

デメリットはお母さんが精神的に辛いことと大量出血することがあること。

なので毎週、擬固異常にならないように血液検査だけしに病院にいく。稀に異常があると血が固まって大量出血するみたい。数日から数週間、長くて予定日近くまでに自然に赤ちゃんが降りて来て陣痛がくるんだと。私の場合は2018.02.05が予定日なので長くて約3ヶ月弱.....楽しみにしてた予定日なのに。静かな悲しい出産になるのは辛いな。

 

ただ、すぐに入院しても陣痛がくるとは限らない。棒や風船なんて訳のわからないものいれるなんて怖い。

赤ちゃんはもう完璧な人間なので自然に産んであげたいとその時は強く思い自然分娩を選んだ。

旦那さんともしっかり話し合って二人で決めた。

でも、その意味は死んでいるのにお腹の中で赤ちゃんにいてもらうこと。

そして自然に陣痛きたら産むこと。

 

うん。それでいい。

みんなはその決断にビックリしていた。

私が精神的におかしくなるんじゃないのか。

亡くなった子をお腹に入れておくのは母体に負担があるのではないかなど。

すぐに出してあげないと腐ったりするのではないかなど。

私も先生に詳しく説明をしてもらわないと同じこと思ってたけど、しっかり詳しく説明してくださったのでこの方法にすることにした。

(2017.11.18現在もまだお腹にいます。)

 

お腹はぽっこりしてて赤ちゃんがお腹にいる。まだまだ辛いし、寂しい気持ちになるし、いつも通り話しかけたりお腹にクリーム塗ったり、おかしいんじゃないかって思う人も居ると思う。でも8ヶ月弱お腹にいてすぐに火葬なんて耐えれなかった。

お腹張ったりするし寝転んでたりすると自分の脈が胎動に感じたりして、毎日生き返れへんかなー本当は死んでないんじゃいんかなあ。って思ってる。

 

原因はなんだったんやろ。

多くのお母さんが気にすると思う。

 

担当医は、〇〇さんは母子ともに異常なく、健康。赤ちゃんの身長、体重、頭周りやお腹周り、羊水の量など何も問題はない。お母さんも血液検査も血圧も脈も安定。こんな健康な母子で、赤ちゃんが死産なんて普通は考えれないと言っていた。

 

私の場合は考えれる原因は3つ。

 

1)元気すぎて、赤ちゃんが動きすぎて、へその緒が捻れて上手く酸素や葉酸が赤ちゃんにいかない。へその緒が首などに巻きついてしまった。などのへその緒が原因。

 

2)お母さんの胎盤が上手く機能してない。

 

3)原因不明。

 

ただ原因不明が1番多いみたい。

 

死産は出産しないと原因がわからないと。へその緒が絡まっていたなど目に見えてわかる場合と、なんの異常もないように見える赤ちゃんは原因不明判断されるんだと。解剖して原因を知りたいお母さんもいるみたい。

私は生まれた赤ちゃんにメスを入れるのはかわいそうすぎるので解剖はしないと伝えた。

 

私の赤ちゃん、1番近くにいるのに1番遠い存在になっちゃったね。

でもまだ離れなくていいから嬉しいって気持ちもある。

死産を経験したことのない周りの人に何を思われてもいい。

この気持ちは死産を経験した人ならわかってくれるはず。

わたしたち夫婦の宝物。すぐに離れるなんてできない。

 

なんとなく先生と話すと気持ちも落ち着いて来た。そういや昨日からなにも食べてない。お腹減ってきた。

悲しいし辛いのに私の体は生きようとしている。

 

今回の事で家族、旦那さんに本当に自分は支えられてるんだな。と気づいた。

家族といる時は辛い事も少し忘れて、自然に笑顔になる。当たり前だと思ってた普通のことが本当に幸せに感じる。

赤ちゃんが教えてくれた。

ありがとう。

 

日曜まで旦那さんが休んでくれる。

まだ赤ちゃんもお腹にいる。

先生曰く普通の生活していいと。

私は生きていかないといけない。

辛くても乗り越えていかないといけない。ゆっくりゆっくりでいいから。

辛くなったら大人気なく大声で泣いてもいい。

その涙は空の上にいく赤ちゃんのミルクになるらしいから。