azuki日記-27w5d死産を乗り越える-

2017.11/10(27w5d)突然の死産。死産を乗り越えるためのブログです*

2017.11.16 病院

まだ6日しか経ってない。

10日に泣きながら乗った電車に乗ったら、あの時の記憶が蘇ってくる。身体が震える。また涙がでる。怖い。

あの時から日々の記憶があんまりない。

 

旦那さんが夜勤の時は母が泊まりにきてくれたり、平日一人にならない様に妹がいつも一緒にいてくれる。

本当に感謝。旦那さんと家族以外とはまだ会えない。怖い。実家に帰ると駅や道で知り合いや友達、誰かに会うのが怖くて一人で帰れない。

帰らないといけない時は頑張って帰るけど気分が悪くなり吐きます。

でも頑張って前を向いていかないと。そう言い聞かせて早足で帰る。

 

病院に着いて受付へ。

産婦人科への自動ドアは今では鉄の扉に感じる。

一歩入るとそこには幸せそうな妊婦さん。検診に来ている赤ちゃん。

身体が震える。気分が悪い。もう逃げ出したい。

しかし、またこんな時も体重測定と血圧、尿の検査。地獄だ。なんでここにいないといけないのか。自然に涙が出る。

今日は血液検査と問診の日。

先生とお話しする機会があったので、私はこう伝えた。

 

「先生。11/20に引っ越しがあるのですが、それが終わったら赤ちゃんをお腹から出そうと思います。」

 

そう。それが私の答えだ。

 

亡くなった赤ちゃんをお腹入れてて自然に陣痛が来るのを待つはずだったけど、それも結構限界。

まだお腹はぽっこりしてるのに、お腹に赤ちゃんがいますマークつけてるのに、私の赤ちゃんは生きてない。

 

ぼーっとしてるときにふと頭によぎった赤ちゃんの声。早めにお空に帰らせてあげたほうがいい。

そう感じた直感を大切にしないと。

 

で、あっさり入院のこと、促進剤を使っての出産のこと、入院費用のこと、火葬のことなどトントン拍子で事務的な事が話される。

 

11/27日から入院で29日に促進剤。

5日の入院。

 

あと10日間だけ一緒に入れるんだね。

辛いけど、心強いよ。

その間に心の整理もできるね。